用水路への流水の維持を求める請願について

5月22日に市議会に提出した「胎内堀保全工事に当たり市内用水路への流水の維持を求める」請願は、請願提出後に全会派の賛同を得られることになりました。議長提案を受けて、建設委員会への付託は行われず、6月5日(火)の6月市議会初日に全会一致で可決されました。短期間でしたが、281名の署名を提出することができました。ありがとうございます。この請願の可決が具体的な中身をともなうものになるよう、働きかけを続けたいと思います。


 小平市には、約350年前に開拓民の生活用水確保のため玉川上水から分水された用水路が約49㎞残っています。これらの用水路には多摩川の原水が流れていて、豊かな生態系を形成しています。特に水量が豊富に維持されている小川用水の上流部には、絶滅危惧種のアブラハヤや、準絶滅危惧種のニゴイ、カマツカをはじめ、クチボソ、カワムツ、ナマズ、ドジョウなどの魚類や、ヌマエビ、カワゲラ、ザリガニ、カワニナ、ヤゴ類、ホタルなど、多様な生き物が棲息しています。それらを餌とするサギやカモも飛来します。

 ところが、小平市は、今年9月から予定している新堀用水の胎内堀保全工事のために、11月から3カ月間、新堀用水の水を止める計画です。市内49㎞の用水路のうち、野火止用水と砂川用水以外の用水路は、新堀用水から分水されていて、新堀用水の水を止めると、市内のほとんどの用水路の水が止まります。水が止まれば、豊かな生態系は大きく崩れることになります。

 そこで、「用水路の水を止めないよう求める会」は、5月22日、小平市議会に「胎内堀の保全工事に当たり、市内用水路の生態系を壊さないよう、流水の維持に努めるなど工事を工夫」することを求める請願を提出しました。この請願は6月市議会で審査される予定です。

 現在、この請願へ賛同してくださる方の署名を集めています。一人でも多くの方の署名が必要です。なにとぞご協力お願い致します。

用水路請願署名用紙0605

用水路全体図+情報
今回の工事で水が止まる用水路が赤線で示されています。