7/21(土)ほっこぬきさんぽ第2回報告

ほっこぬきさんぽ第2回報告

リクエストに応えて7/21(土)に開催された第2回ほっこぬきさんぽ。

コースは第1回と同じ清願院橋から小平監視所、上水小橋からほっこぬき(胎内掘)のたて穴と坑口まで、玉川上水、新堀用水路に沿って歩きました。当日は連日猛暑が続く中での開催で、のんびりさんぽとはいきませんでしたが、今年度中に保全工事が予定され、貴重な史跡を見ることができるのもあと僅かということもあり、10名を超える参加者がありました。

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案内人の玉川上水再々発見の会の矢崎功さんからは、予め観察ポイントをまとめたプリントが配られ、また昔の写真や貴重な資料も使い丁寧に解説していただきました。清願院橋付近と小平市域の川底の違い、上水小橋から見る左右の壁面の違い、その時代、時代によって水が流れたり、分かれたり、留まったり……。

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みんなでいろいろなことを学びながら歩くことは本当に楽しく、知れば知るほど水と人々の暮らしとの密接さ、水から多くの文化が生まれてきたことに、あらためて気づかされました。しかし同時に、この歴史を語る痕跡や美しい景色をこのまま残したい、残さなければと思っても、残すことができないもどかしさを感じることに。前回も矢崎さんは「(一度失った)環境はそう簡単に元に戻らない」とおっしゃったとのこと。本当にその通りだと思いました。

坑口を見るために下に降り、流れに手を差し入れると水はひんやりと心地よく、昔流れていた水といま私たちが触れている水は全く異なるのだけれども、確実につながっているように感じられました。

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さんぽを終えてそれぞれにカフェでお茶したり、足湯で疲れをほぐしたりしていると、玉川上水からの風がすう〜っと吹き渡り、真夏の暑さを和らげてくれました。汗を拭き拭き、蚊に刺されながら緑道を歩き、マンホールやたて穴を覗き一喜一憂する私たちの姿を見たら、玉川兄弟や当時の村民は何と言うだろうかとふと思い、青い空を見上げました。(記:坂岸真子)

(写真:加藤嘉六)

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